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中高生だった自分に届けたかった「しつもんメンタルトレーニング」

「メンタルトレーニング」と聞くと、
一部のトップアスリートや意識の高い人が受ける、特別なもの。
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

私が今、届けている「しつもんメンタルトレーニング」に出会ったのは、
アスリートアロマトレーナー(AAT)資格を取得後、
AATとして活動を広げられていた先輩の講座がきっかけでした。

そして、私自身、このメンタルトレーニング講座を実際に体験してみて、大きな衝撃を受けました。

まず1つは、「高校生の時の私に受けさせたかった」という思いが湧き起こったこと。

この衝撃は、「過去の自分=中高生などの子どもたち」に、しつもんメンタルトレーニング講座を届けたいという想いへと変わり、講師の資格をすぐに取得するという行動につながりました。

今日は、スポーツリレーションシップ協会の
しつもんメンタル®︎トレーナーとして活動する私が、

  • 高校時代の過去の自分が、抱えていた「心残り」について
  • なぜ今、中高生たちにこの講座を届けたいと思っているのか

を綴ってみたいと思います。


中高生のころ、ことばにできなかった「心残り」

中高生の頃の私は、
自分の気持ちや考えをうまく言葉にすることがとっても苦手でした。

今、振り返って思うのは、感情が込み上げてきたとき、先に涙として溢れ出すばかりで、

  • 「この感情が何なのか?」
  • 「自分はどう思っているのか?」
  • 「何を望んでいるのか?」

そんなことを、うまく整理して言葉にすることができず、答えられず、
すぐに泣いてしまう自分が嫌で嫌でたまらなかった。

そんなことが重なるうちに、本当は、考えていることや思っていることがあるときでも
何も考えていないように立ち振る舞うことも増えていってしまい
余計にそんな自分が嫌になっていく一方でした。

部活の仲間や、先輩・後輩と毎日のように一緒にいたのに、

自分の想いや考えをちゃんと言葉にして伝えられなかったもどかしさや、
チームのみんながどんな想いや考えを持っているのかを聴けなかった心残りが、
たくさんあったように思います。

あのとき、もう少し自分の気持ちを伝えられていたら。
もう少し仲間の本音を聴けていたら、何か違っていたかも…

そんな「心残り」が、ずっと胸の奥に引っかかっていました。


しつもんメンタルトレーニングとの出会い

大人になって出会った
スポーツリレーションシップ協会の「しつもんメンタルトレーニング」。

答えを教わるのではなく、
しつもんを通して自分の内側にある答えを探していくスタイルで
ワークも楽しくて気づきや学びも豊富な時間。

「この時間が終わったときどうなっていたら最高?」
「最近、うまくいっていることは?」
「自分が大切にしている価値観は?」
「どうしてその価値観を大切にしている?」

このような「しつもん」を通して自分と向き合いながら、
少しずつ、考えや思いを言葉で話せるようになっていく感覚がありました。

また、一緒に講座に参加する他の方の答えを聴き、

  • 「そういう考え方もあるのか」、という学びや
  • 「こういうときの感情はそんなふうに表現するとよいのか」、という気づき

からも、視野が広がり、言語化の幅が広がっていくことを体感しました。

そして、講座でしつもんに答えながら、頭に浮かんだのが、
高校生だった頃の自分でした。

「もし、あの時期にこのしつもんに出会っていたら、
もっとチームメイトと本音で話せていたかもしれない。」

「もっと自分の可能性を信じて、チャレンジできていたかもしれない。」

そう感じたとき、
「時代は変わったけど、もし今もあのときの自分のような子がいるのなら、その子たちに届けたい」
という思いが、湧き起こってきました。


今の中高生たちにも重なる姿

実際に、しつもんメンタルトレーニングを
スポーツに打ち込む高校生たちに届けてみると、
そこには、過去の自分と重なる姿がたくさんありました。

  • 自分の気持ちを言葉にするのが苦手
  • チームメイトとのコミュニケーションに悩んでいる
  • ついマイナス思考になって、自己肯定感が下がってしまう

そんな子たちが、しつもんに向き合う中で少しずつ変化していくのを目の当たりにしました。

「自分もここにいていいんだと気づけた。」
「チームメイトの新しい一面を知ることができた。」
「先輩も自分と同じことを思っていたことが知れた。」
「マイナス思考も、その後どうするかで悪いことじゃないとわかった。」など。

講座を受けた後の声や感想を聞くたびに、
過去の自分の中にあった“心残り”が、トレーナーとしての活動に繋がっている、
「今、この子たちに出会えた意味」なのかもしれない、と感じるようになりました。


しつもんメンタルトレーニングを体験してみたい方へ

もし、今の中高生やジュニアアスリートの中に、過去の私のように「うまく言葉にできない思い」を抱えている子がいたら、しつもんメンタルトレーニングのオンライン講座で、その気持ちにそっと光を当てるお手伝いができます。
ジュニア/選手向けの講座や、チーム・部活動向けのサポートについては、下記ページで詳しくご案内しています。

▶ しつもんメンタルトレーニング講座・チームサポートの詳細はこちら
https://cheeraroma.com/service/mentalcare/


現場で“しつもん”を届けたい保護者・指導者の方へ

日ごろ子どもたちや選手と関わる保護者・指導者・先生ご自身が、“しつもん”を使って関わっていけるようになる「しつもんメンタルトレーニング インストラクター養成講座」も開講しています。
ご家庭やスポーツ現場で、子どもたちの「本音」と「可能性」を引き出していきたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

▶ インストラクター養成講座のご案内はこちら
https://cheeraroma.com/service/mentalcare/


第2回につづきます

しつもんメンタルトレーニングは、学生、子どもたちだけのものではなく、
「親としての私」にも大きな変化をもたらしてくれました。

次回は、2児の母として背負っていた「しんどさ」からの救い、
そして、毎日の暮らしの中で生きてくる“しつもん”について綴っていきます。

初田 千晶

初田 千晶

自分をあきらめないサポート。 香り×しつもんで整える。

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