一日のなかに、ふっと心がゆるむ瞬間はありますか。
アロマは、特別な日だけのごほうびではなく、今日の気分や体調に寄り添うためのアイテムの一つです。
けれど日本では“雑貨”として扱われるため、品質や濃度の決まりはありません。
だからこそ、できるだけ安全に使うための基本を知ることが大切です。
この記事では、精油の選び方と暮らしへの取り入れ方、そして朝・昼・夜のシーン別活用アイデアをお届けします。
なぜ「香りの基本」を伝えたいのか
ある休日の朝、近くの木々に囲まれた森林公園を散策して深呼吸すると、清々しく明るい気分になる。そんな経験はありませんか?—香りは目に見えないけれど、私たちの体のリズムをやさしく整えてくれます。
一方で、日本では精油が医薬品ではなく“雑貨”として流通しているため、瓶の中にどんな香りが詰まっているのかは、知ろうとしないとわからない。決まりがないので、品質の差も大きく、どのブランドを選ぶか、どこから買うかはとても重要です。さらにどの濃度でどう使うかも、私たちが自分で見極める必要があります。アロマ生活を楽しみたいと思って、香りを取り入れ始めたみなさんが、知らず知らずのうちに思わぬトラブルを抱えてしまうことがないように、まずは「安全なはじめ方」を知ってほしいのです。
具体例・香り・実践
1)まずは安全に——やさしい基礎ルール
- 原液を肌に直接つけない(キャリアオイルなどで希釈)
- 希釈の目安濃度:大人は0.5〜1%。3歳未満のお子様には使用しない。
3歳以上のお子さん・高齢の方・敏感肌は0.1〜0.5% - パッチテスト:初めて使うキャリアオイル、精油をブレンドしたオイルは必ず少量で様子を見る
- 光毒性に注意:一部の柑橘系(主に圧搾法のベルガモット等)は、塗布後の直射日光を避ける
- 体調に配慮:妊娠中・授乳期・既往歴(高血圧、てんかんなど)のある方は使用を控えるべき精油や濃度に注意
- 保管:直射日光・高温多湿を避け、開封後は早めに使い切る(柑橘系は6ヶ月、その他は1年以内を目安に)
2)シーンで選ぶ——“香りのスイッチ”の作り方
- 朝のひと息:グレープフルーツやレモン、ユズの明るい爽やかな柑橘系の香りで、今日のスイッチを入れる
- 仕事(家事)の合間に:ヒノキやサイプレスなど、森林浴系の香りで空気を整え、肩の力をふっと抜く
- 夜のリセット:クロモジやラベンダー、オレンジスイートなどでリラックスモードに
その他、体調や気分、季節や環境によって、おすすめの香りが変わります。
「今、わたしが求めている香りは?」など、自分との対話を楽しみながら香りを選んでもるのもおすすめです。
3)最初の3ステップ——“今日から”できるはじめ方
- 目的をひとつ決める(例:寝る前の5分を落ち着いた時間に)
- 信頼できるブランドを選ぶ(原料・産地・抽出法・ロット管理が明確なもの)
- 小さく試す(ティッシュに1滴→香りの距離を調整/肌に使うときは低濃度から)
4)ブレンドの目安(はじめてさん用)
- キャリアオイル10mLに精油2滴(約1%)
- 子ども・敏感肌は1滴(約0.5%)から。様子を見て調整します。
- 例)夜:キャリアオイル10mL+クロモジ1滴(又はラベンダー1滴)+オレンジスイート1滴
- 例)日中:キャリアオイル10mL+ヒノキ1滴+yuicaレモン1滴(レモンは圧搾法による抽出の場合、光毒性に注意)
※ 本記事は一般的なセルフケアの参考情報です。医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。既往歴や服薬中の方は、使用前に専門家へご相談ください。
行動提案
- 最初の一歩:明日の朝、ティッシュに1滴。深呼吸を3回。
- 継続のコツ:使う時間を決め、同じ場所に道具を置く(玄関/デスク/枕元など)。
- 必要なら伴走を:年齢・体調・環境に合わせた選び方や濃度設計は、プロに相談すると安心です。cheer aromaでは、アロマケア/香り選びの個別相談を承っています。
まとめ
香りは、暮らしのリズムをやさしく整えるアイテムの一つです。お薬ではないからこそ、基本を知って、自分や家族に合った使い方を。朝の一息、合間のリセット、眠る前のリラックス——すきま時間に“香りのスイッチ”を置いてみる。香りをほんのり感じて、心や体が少し軽くなれば、それがはじめの一歩です。
お申込み・ご相談
- #アロマケア
- #安全な使い方
- #香りのある暮らし
- #整える時間
- #日本の森の香り
- #yuica